背景
天王洲地区は開発から30年以上が経過し、活力低下や老朽化の問題が顕在化。
今後、持続可能な街づくりを目指して、(一社)エリアマネジメントTENNOZ(以下エリマネ)と品川区と合同で国土交通省補助金事業「官民連携まちなか再生推進事業」に応募し、令和4年度に「水とみどりの天王洲エリアプラットフォーム」という会議体を立ち上げ、庁内での会議、エリマネでの会議、社会実験等を通し、天王洲の未来について議論してきた。
令和5年度には同補助金事業の「未来ビジョン策定事業」に取り組むこととなり、令和4年度同様、エリマネ主体にワークショップや社会実験を行い様々な課題と向き合ってきた。
エリマネと品川区の庁内とも内容を確認し、2024年3月末、天王洲地区のまちづくり指針となる未来ビジョン「水とみどりとヒカリの楽島(ecoisle)」が完成した。
未来ビジョンのコンセプト
課題解決に向け、以下の6つのルートビジョンが策定されました。
詳細は「未来ビジョン策定」PDFをご参照ください。
エリアマネジメントTENNOZの役割
天王洲地区の活性化と持続可能な発展を目指し、以下の役割を担います。
品川区との協力
令和4年度にはエリマネと品川区と共同で「水とみどりの天王洲エリアプラットフォーム」(会議体)を構築、毎週打合せ、公共空間に関わる各庁内との調整をしてきた。令和5年度には「未来ビジョン策定」に向け、社会実験をしながら課題の浮き彫りと解決に向けた内容をいれこみ、天王洲地区のまちづくり指針として共に取り組んできた。
具体的な取り組み
令和5年度に行った「TENNOZ PLACE」イベント内で社会実験を行い、公共空間の申請窓口の一本化を行ったことにより、今後は以下のメリットが期待される。
今後、未来ビジョンをもとに具体的な活動をエリアマネジメントTENNOZの事業に落とし込み、推進していく。
まとめ
天王洲の未来像は、エリアマネジメントTENNOZと品川区の官民連携により実現されます。エコロジカルな都市環境の創出、多機能な公共空間の活用、地域経済の活性化、持続可能なモビリティの実現、地域コミュニティの強化といった具体的なビジョンと取り組みが、天王洲を新たな次元へと導きます。
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■ 一般社団法人エリアマネジメントTENNOZ
地区内の主要なまちづくり団体の企業を包括する組織であり、
天王洲地区のまちづくり全般を担うエリアマネジメント組織である。
エリマネ公式ホームページ
https://tennoz-am.com/
天王洲情報サイト運営
https://www.e-tennoz.com/whatstennoz/kyougikai.html
■ 水とみどりの天王洲エリアプラットフォーム
品川区と共同で国土交通省補助金事業「官民連携まちなか再生推進事業」に応募し、令和4年度事業として採択され、地域団体であるエリアマネジメントTENNOZと品川区が一体となって「エリアプラットフォーム」を設立
エリプラ公式ホームページ
https://tennoz-apf.com/
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<取材申し込み・問い合わせ先>
一般社団法人 エリアマネジメントTENNOZ事務局 (担当:滝沢、松岡)
E-Mail:info@tennoz-am.com